# 株主優待

使わない株主優待券をおトクに現金化する「金券ショップ」活用法

こんなにラクな小遣い稼ぎはない
桐谷 広人 プロフィール

届いたその日が高値のピーク

金券ショップでの買い取り価格は、店員との交渉で決まります。少しでも高く売るためには、ちょっとしたコツがいります。

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たとえば、Aという企業の優待券を売ろうとしたとき、その在庫が多ければ安く、少なければ高くなります。つまり、ポイントは「希少価値」です。

希少価値を持たせるためには、優待券が届いたらその日のうちに売るのが一番。まだ、みんなが売っていなければ在庫は少ないからです。

それに、優待券は使用期限が迫っていれば安く買い叩かれます。だから、売ることが決まっているなら早いほどいいわけです。

また、いかにも売りたそうにしていると、相手に足下を見られます。最初に「売りたいんですけれど」と切り出してしまえば、最安値を提示されてしまいます。

私は、金券ショップに行く前に、よく使っている金券ショップ、アクセスチケットのサイトで自分が売りたい優待券の相場を調べておきます。

 

そして、そのうえで聞きます。

「今日は○○(銘柄)の買い取りはいくらですか?」

もし、返ってきた答えが想定よりも安ければ「じゃあ、やめておきます」と引きます。このとき、向こうが欲しいと思っていれば「いくらなら売ってくれますか?」と聞いてくるはず。そこで「アクセスチケットでは○円と出ていたけど」と交渉すると、たいていそれ以上の値で買い取ってもらえます。

大手の家電ショップが、ライバル店の価格次第で値引き交渉に応じてくれるのと同じ構図です。

金券ショップは近くにライバルが多いほど、競争原理が働いて高い買い取りをしてくれます。私はたいてい新宿駅西口の思い出横丁のところにたくさん並んでいる金券ショップに行きます。周りに店が多いほど高く買い取ってくれる傾向にあるため、頻繁に利用します。

ちなみに、金券ショップは、そのチケットの需要がある地域の店であることが必須。九州地域にしか店舗がない企業の優待券を、大阪や東京の金券ショップに持ち込んでも相手にされません。