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# 株主優待

使わない株主優待券をおトクに現金化する「金券ショップ」活用法

こんなにラクな小遣い稼ぎはない
乱高下が続く株式市場。先行きの不透明ないまだからこそ、お勧めしたい投資法がある。それが「優待株投資」だ。著書『定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活』を刊行した、テレビでもおなじみの桐谷広人さんは、使わない株主優待券は「金券ショップ」で売って、現金にすることを勧める。どんな優待券が高く売れるのか、1円でも高く売るにはどうすればよいか、金券ショップとの上手なつき合い方を教えてもらった。

使っていいクオカード、いけないクオカード

コンビニはその名の通り、私たちの生活になくてはならない存在となりました。

毎日ついつい立ち寄って、必要のないものまで買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。支払いすら便利になって、電子マネーを用いる人も増えています。

しかし、コンビニでの電子マネーはムダ遣いのもと。とくに、交通系の電子マネーは、改札口で引っかからないように多めの金額をチャージしているでしょうから、油断してついついいらぬものまで買ってしまいます。

その点、クオカードは「上限」が小さくなります。優待ではたいてい、500円、1000円のクオカードが用いられます。もっと額面の高いカードもありますが、それはまれですから、ムダ遣いにはつながりません。ですから私は、コンビニではもっぱら優待で受け取ったクオカードを活用しています。
(キング・オブ・株主優待ともいえる「クオカード」の魅力については、前回記事でも詳しくお伝えしました)

クオカードは、プリペイドカード、印紙、切手、タバコ、チケットなどの購入に充てることはできませんし、公共料金の支払いにも使えません。あくまで、一般的商品の購入に用います。それでも、優待のクオカードがあれば相当な節約ができます。薄くて軽いですから、優待で届いたら財布の中に入れておきましょう。

ただし、使わないほうが得するクオカードもあります。

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たとえば、タマホームでくれるクオカードは、かつてキムタクの写真が印刷されていました(現在はオリジナルデザインのものに変更)。こうしたカードはプレミアムがつき、ヤフオク! などのネットオークションで高く売買されます。

ちなみに、プレミアムがつかないものでも、金券ショップではたいてい額面の95%で買い取ってもらえます。500円のクオカードなら475円、2000円のクオカードなら1900円というところが一般的です。

「金券ショップ」を活用せよ

優待株投資を始めたら、金券ショップとのお付き合いは必須です。

企業からの優待券類はきれいに使い切るのが理想ですが、それができない場合、金券ショップで換金しましょう。

私がはじめて金券ショップに足を踏み入れたのは、バブルがはじけて株で大損した頃です。プロとして将棋のレッスンをやっていたために、お中元やお歳暮で百貨店の商品券をもらうことが多く、それを売って少しでも現金化しようと考えたのです。

ただ、当時の金券ショップは総じて怪しい雰囲気。対応に出てきた店員も強面で、額面をごまかされることもありました。

 

しかし、今はまったく違います。若くて感じの良い女性の店員も多く、安心して利用できます。

金券ショップでは、映画のチケットなども安く売っています。こちらから売るだけでなく、買い物をする場としても活用しがいがあります。

また、店によっては、使用期限が迫ったマクドナルドのコーヒー無料券をもらえるなどのサービスを受けられることもあります。

これまで金券ショップを一度も利用したことがない人は、まずは、お客として訪ね「どんなチケット類が売られているか」を眺めてみるといいでしょう。そうして少しずつ慣れてきたら、自分からも売りに出してみましょう。

なお、金券ショップで1回の売値の合計が1万円を超えると、身分証明書を見せて住所と名前を書くことになります。おそらく税務署の指導と思われます。金券ショップの売買で得たお金は「雑所得」として申告しなければいけないことになっているのでご注意ください。

もちろん、余った優待券類は、金券ショップでなくヤフオク! などのネットオークションに出してもOKです。ただ、金券ショップを回ることで、いろいろ得られるものがありますから、ときには覗いてみてください。