カリスマ・孫正義に逆風…!次はソフトバンクGに「株価危機」のワケ

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

ソフトバンクを買って、ソフトバンクGを売る動き

じつはソフトバンクグループの株価を見ると、携帯子会社のソフトバンクが新規上場した12月19日以降、すでに下落基調に突入している。

12半ばまで8000~9000円台だった株価は、12月20日にいきなり8000円割れしたかと思ったら、12月26日には7000円割れに突入。年初来安値の6803円をつける事態に発展し、グループ全体を率いるカリスマ経営者の孫正義氏も頭を抱えるような株価危機に直面しているのである。

さらに財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏は、「ここからさらにソフトバンクグループの売りが広がる可能性がある」と指摘する。

「背景にあるのは携帯子会社のソフトバンク株との関係です。

子会社のソフトバンク株をめぐっては、この1月に東証株価指数(TOPIX)などの大型指標に組み込まれ始める。そのため、ここからは機関投資家などのインデックス買いが入ってくる可能性が高く、初値である1463円または公開価格である1500円に株価が近づく動きとなりそうなのです。

そうなると、親会社であるソフトバンクグループの株を売却して、子会社のソフトバンクの株を買う動きが出てくる可能性が高い。そうした動きが強まるほど、ソフトバンクグループの株価には逆風となっていくわけです」

実際、『Phantom株価予報AIエンジン』が予想するソフトバンクグループの株価は下落相場を示している。

前出のアナリストも言う。

「ソフトバンクグループは1月4日、不動産などに投資するリアルアセット投資部なる部門を新設し、大手金融機関出身者をその責任者にスカウトしたことを発表しています。

今年も孫正義氏は『投資ファンド化』を推し進めていくという決意表明のように映りましたが、いくら投資を活性化させてもソフトバンクグループ本体の株価が下がってしまえば元も子もない。孫氏がここからどんな手を打ってくるのか見物です」

 今年もカリスマ・孫正義氏の動向から目が離せなくなってきたわけだ。

 

ソフトバンクGのライバルが「株価上昇」のワケ

そんなソフトバンクグループとは対照的に、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』が「上昇相場」を予測したのがバンダイナムコホールディングス (7832)である。

ちなみに、ソフトバンクグループとバンダイナムコホールディングスは業界こそ違えど、ともにロボット開発を手掛けるライバルでもある。