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# マネジメント

一流は「問い」、二流は「環境と育成」、三流は「採用」がすべて

「才能を殺す組織」にならないために

もし超優秀な若手が会社に入ってきたら…

「もし、本当に、超優秀な若手が入ってきたとしましょう。それで、あなたはどう彼をマネージメントしますか?」

そう聞かれたら、あなたはなんと答えるでしょうか。

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実際、私はこれまで多くの企業の経営者や、採用担当者が「優秀な人が欲しい」という度にいつも、自分にこう内省してきました。

「優秀な人を採れたとしても、本当に、私たちは、その人の才能を活かせるのでしょうか?」と。

 

才能を殺す組織

人は、天才が好きです。

そして、どんな世界や会社にも「(社内的には)天才」と呼ばれる人が一定数います。彼らはあたかも救世主のように「なんでもできる存在」として、様々な期待をかけられます。

ただ、実際、冷静に周りを見渡してみると、その期待とは裏腹に「天才のためにできること」を組織としておろそかにしているケースが多い。言い換えれば口では「優秀な若者を求めてる」とか言いながら、実際にやっていることは「才能を殺すことばかり」という組織が本当に多い(この状態を解決するために、書籍『天才を殺す凡人』を書きました)。

もちろん、まだ「どうやって才能を活かせばいいだろうか?」「どうすれば若い人が活躍してくれるだろうか?」と考えている上司であれば、マシです。ですが、中には、そもそも、

「才能には才能に合わせた、活用法がある」

ということすら、認知していない人もいます。

したがって、「自分のやり方」を無理やり才能ある人物に押し付けて、その結果、パフォーマンスがでない。こういうケースが本当に多いのではないでしょうか。