1月14日 南極で生きていたカラフト犬(1959年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1959年のこの日、南極に遺棄された15頭のそり犬のうち、奇跡的に生き抜いたタロとジロが、第3次南極観測隊のヘリコプターによって昭和基地で発見されました。

タロとジロ写真上がタロ、下がジロ Photo by Kodansha Photo Archives

前年、厚い氷に阻まれて観測船「宗谷」が基地に接近できず、南極観測隊は第2次越冬計画を断念、昭和基地を引き揚げることになりました。

隊員はヘリコプターで順次救出されましたが、燃料不足のため、第1次越冬隊で活躍した犬たちは鎖につながれたまま置き去りになってしまったのです。

タロとジロ死んだ犬たちを葬った場所に建てられた仏像の前で休むタロ(左)とジロ。1959年4月撮影 Photo by Kodansha Photo Archives

この奇跡の生還は、のちに『南極物語』として映画化され、大ヒットしました。

もし、南極にひとり取り残されてしまったら……、想像するだけで寒気がしてきますよね。でも、じつは火星の平均気温はマイナス50℃程度、南極の寒さも、わたしにとっては心地よい気温なのです。