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超長期GW明け「5月病で会社に来ない社員続出」の危機

ついにやってくる 平成が終わる日

5月病で会社に来なくなる新入社員が続出

'19年5月7日の火曜日。改元の祝賀ムードも冷めやらぬ中、10連休が明けて多くの企業は通常営業を始める。

久しぶりの出社だ。始業前に同僚と「連休中にどこに行ったか」なんてたわいもない話で盛り上がったりもするだろう。雑談も終わり、いよいよ仕事に本腰を入れ始めようとすると、誰かがある異変に気付く。

「新入社員が来ていません!」

連絡しても、電話にもメールにも応じない。しかも、社内中の部署で同様の事態が起こっているという。

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毎年、「5月病」を患って会社に来なくなってしまう新入社員は多い。入社直後は、仕事に手一杯で、我を忘れて働かざるを得ない。

だが、一度長期間休んで仕事から解放されてしまえば、仕事以外の「快楽」を思い出してしまう。そして、二度と会社には行きたくなくなる。

ましてそれが、この前まで学生だったならなおさらだ。ゴールデンウィーク明けの出勤初日に、新入社員が会社に来ないのは、ある種の風物詩のようなものとなっている。

ただでさえ新入社員が遠ざかりやすい時期に、会社によっては、10連休が与えられてしまう。日本全国で、冒頭のような状況が起きても、何ら不思議ではないのだ。

学校もまた、連休後に「行かなくなる」場所の定番の一つだ。

一度束縛から解放された学生は、10連休によって自堕落になり、登校することを面倒くさく感じるようになってしまう。

こうなってしまえば、苦労するのは学校のほうだ。

5月7日といえば、学生にとっては、恐怖の「中間テスト」が待ち構えている時期に当たる。

10連休で授業のカリキュラムに遅れが生じているのに、勉学への意欲を完全に失った学生の尻を何とか叩いて、中間テストに向かわせなくてはならない。半年後の状況に、すでに戦々恐々としている教員は数多くいるだろう。

異例の10連休は、予想もしないところにも影響を及ぼすのだ。