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「強みは3つの掛け算で作る」フリーランス必読のブランディング戦略

山田竜也に訊く!フリーランス相談室③
山田 竜也 プロフィール

「共感」か「信用」でブランディングする

【質問】
やりたい仕事を増やすために自分の知名度を上げるブランディングが必要だと感じていますが、どうブランディングすればいいのかわからず困っています。ブランディングにはどんなやり方がありますか?

【回答】
ブランディングには「共感ブランディング」「信用ブランディング」の2種類があります。エピソードなど個人の考えを提示するのが共感ブランディング、数字などわかりやすい実績を提示するのが信用ブランディング。まずはどちらのブランディングが自分に合っているか見定めてください。

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たとえばユーチューバーのように「好きなことで生きていく」系の思考を持っていて、自分の個性を際立たせたい人は共感ブランディングで攻めるべき。共感ブランディングの場合は「自分はこういう人間です」と自身の考えを発信していき、それに共感する人、つまりファンを増やしていきます。

ライターを例にとると、共感の輪を効率的に広げるために、GoogleやYahoo!などの検索サイトに上位表示されやすい人気ウェブメディアや、固定読者が多いメジャーな媒体を入り口にして、自分の考えをこまめに発信していきましょう。日々ヒット企画を練りながらトライ&エラーを積み重ねていけば、精度が上がっていきます。

 

ブログなどの野良メディアやSNSの個人アカウントで攻める場合は、リスクもありますが炎上マーケティングを行うのが手っ取り早いです。柔らかい表現ですと賛否両論が起こる情報発信をする。尖った企画を考えて、燃えそうな表現で書くことがカギですね。炎上するコンテンツは人の感情を大きく揺り動かすコンテンツですから、多少煽るような書き方をすると効果的です。

炎上させて知名度を上げ、そこから自分の発信したいことを伝えていくのもパワープレイのひとつだと言えます。私は、メンタルがタフではないので避けています。

個性や尖った企画で打ち出したくない人は、信用ブランディングで攻めます。仕事で実績を出して本を出版し、そこから大手のメディアに移行して知名度を高めていくのがひとつのモデルケース。時間はかかりますが、仕事に取り組んでいれば自然と実績は増えていくもの。コツコツと努力さえすれば実を結びやすい方法ですし、共感ブランディングに比べてイメージダウンにつながるリスクも少ないです。

信用されるためには、結果をわかりやすく伝えることが大切です。「こういう会社のこんな仕事を手伝って、その結果はこうです」とプレゼンできれば信用されます。相手に「すごそうだ」と思われることが重要なので、企業のネームバリューや数値が欠かせません。なるべくわかりやすい実績を作るといいですよ。