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キャッシュレス決済の戦国時代、2019年の覇者は「この会社」!

LINE Payが一歩抜け出すか?
頼藤 太希 プロフィール

決済サービスを“付属物”にしているLINEが一枚上手か

LINEの場合、コミュニケーションアプリ上に付属物として、LINE Payがあります。わざわざ別のアプリを起動せずとも、LINEの中で完結してしまうのは大きな強みでしょう。

 

LINEは金融業界で存在感を強めており、金融関連サービスが充実してきています。家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」、身近なテーマへの投資ができるモバイル投資サービス「LINEスマート投資」、手軽に損害保険に加入できる保険サービス「LINEほけん」、お得なクーポン満載の「LINEクーポン」などです。これらはLINEアプリの「ウォレット」タブから簡単に選択できます。別々のものではなく、あくまでもLINEアプリの“付属物”となっているのです。

このほか、LINE独自の個人向けスコアリングサービス「LINEスコア」、個人向けローンサービス「LINEポケットマネー」、野村HDと共同出資の新証券会社「LINE証券」設立準備、みずほ銀行と共同出資の新銀行「LINE銀行」設立準備など、2019年以降に向けて動いています。

こうした動きを見ると、「LINE」というコミュニケーションアプリ上に各サービスを集約しているLINEが一枚上手と言えます。

勝ち抜くのは果たして…… photo by Getty Images

消費者がお金の置き場所を考える時代に

今までは、銀行にお金を置いておくのが当たり前の時代でした。そもそも給与の振込先は銀行ですし、いつでもATMで引き出せる環境だから困ったことがある方は少ないでしょう。

でも、キャッシュレス化が進み、給与振込先が銀行口座以外でもOKとなり、一方で預金金利が超低金利のままでは銀行にお金を置いておく理由が見当たりません。消費者自身が、どこにお金を置いておくとよりメリットが大きいのかを考えて、行動するようになると考えられます。

たとえばAmazonチャージで入金すると通常会員であれば0.5%〜2.0%のAmazonポイントが付きます。9万円入金すると2%つくので、1800ポイント(1ポイント=1円なので1800円)が得られます。これは入金するたびに得られるポイントであり、預金金利と比べてしまうと圧倒的な差です。意外と知られていないお得技です。

受け身ではなく、主体的に動くことが大切です。行動しなければ何も得られません。
この機会にお金の置き場所はどこがいいか、考えてみてはいかがでしょうか。