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一般人もできる!高利回り15%「ヘッジファンド」の始め方とリスク

おカネの執事の知られざる世界

ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。今回は、一部の人たちが口コミで買っている「特別なファンド」について紹介します。このマイナス金利の時代にあって、利回りは15%を超えるヘッジファンドと呼ばれるものがそれ。

従来は富裕層を中心に利用されてきたものですが、最近では商社マンなど「気づいたサラリーマン」が始めていて、一般人の資産運用にも利用され始めています。

普通に売っている投資信託とはなにが違うのか、一般人が買うにはどうすればいいのか、変な商品を掴まされないためのコツなど……ヘッジファンドの始め方からリスクまでを紹介します。

 

高利回り15%「ヘッジファンド」の知られざる世界

そもそもヘッジファンドとはどういうものなのでしょうか。

「ファンド」と言うと投資信託を思い浮かべる人も多いでしょうが、普通に売られている投資信託とヘッジファンドは違うものであることをまずは押さえておきましょう。

投資信託には証券会社などを通じて一般の投資家が購入できる「公募」のものと、私的な募集によって投資家から資金を集める「私募」のものがあります。

ヘッジファンドはそのうち「私募」のもので、さらに一定の収入や資産水準を満たす「適格投資家」と呼ばれる人たちからお金を集めて運用をするものです。

世界最大級のヘッジファンドのブリッジウォーター、藤原ファンドなどは有名ですが、15%など高いリターンを出しているファンドや、皇族の資産を運用するファンドもあって、適格投資家であればこれらのファンドに投資をすることが可能になります。

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ヘッジファンドが採用している「革新的な投資手法」

ヘッジファンドとは、様々な取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。

ヘッジファンドの歴史としては、1949年に作家で社会学者のアルフレッド・ウィンズロウ・ジョーンズの会社から始められました。ジョーンズは1948年、フォーチュンへ投稿する現在の投資動向に関する記事を執筆している際に、マネーマネジメント、ヘッジファンドという考えを思いついたのです。

彼は、他の株式を短期間で売ることによって、長期的な株式ポジションを保つことにともなうリスクを最小限にしようと試みました。当時革新的だったこの投資概念は、古典的な株式ロングショートモデルとして現在は広く知られています。