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# 株主優待

新しい年だからこそ、おトクで楽しい「株主優待生活」始めませんか?

毎日がこんなに豊かになる
乱高下が続く株式市場。先行きの不透明ないまだからこそ、お勧めしたい投資法がある。それが「優待株投資」だ。著書『定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活』を刊行した、テレビでもおなじみの桐谷広人さんは、資金の少ない人やリスキーな株式投資は嫌だと考える人にとって、「優待株投資」は最強だと断言する。値上がり益を狙う投資と比べて、どんなメリットや面白さがあるのだろうか? 桐谷さんに解説してもらった。

世界が一気に広がる

私は優待だけで、生活に必要な衣食はまかなっています。いわば、365日株主優待生活をしているわけです。

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「優待に合わせて生活していると、振り回されませんか?」と、よく聞かれます。

たしかに私の場合、あまりにも受け取る優待券が多すぎて、「期限までに使わなくちゃ」と焦るといういささか本末転倒にも思えるような事態に陥ることがあります。

でも、それは嫌なことではありません。私にとっては、実に楽しい作業なのです。

「○○の優待は今月末で切れるから、金曜日に行っておこう。池袋に行くんだから、ちょうどいい。駅前のドトールで優待券を使ってコーヒーでも飲んでこよう」

こうして外出の計画を立てていると、ボケているひまなどありません。

それに私は、優待株をやるようになって世界が何倍にも広がりました。

優待の中には、カタログから好きなものを選べるものもあります。そこには、これまでまったく買わなかった分野の品もあり、眺めているだけで興味がそそられます。

 

豪華エステも、優待によってはじめて経験しました。私はたいていいつも一人ですが、夫婦であれば2人一緒に仲良く同室で施術してもらえます。

新しい町にも行くようになりました。松竹という映画配給会社の優待をもらえたので検索すると、MOVIXという映画館が埼玉の川口市にあることがわかりました。

しかし、私は川口には行ったことがありません。どうせならより多く元をとりたいので調べてみると、洋服や靴の買えるアルペンという企業のアウトレット店があるし、コロワイドという会社の優待が使える銀豚という美味しいとんかつ屋もあります。

それ以来私は、たびたび自転車で川口を訪ね、あれもこれもと楽しんでいます。

定年退職すると、とくに男性は一気に世界が狭まります。それまで仕事関係の人とばかり付き合っていたのが、なくなってしまうからです。新しい世界に飛び込み、新しい知人を得たいと思っていても、実際には行動に移せない人が多いのです。

そんな人にこそ、優待株投資はおすすめです。優待券が使える場所に行ってみて、そこで新しい経験をすればいいのですから。