1月 9日 化学者セーレンセンが生まれる(1868年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

水素イオン濃度(水素イオン指数)を表示するpH(ペーハー、ピーエイチ)を考案したことで知られる、化学者セレン・セーレンセン(Søren Peter Lauritz Sørensen[丁]、1868-1939年)が、1868年のこの日、デンマークに生まれました。

セレン・セーレンセン
  セレン・セーレンセン photo from http://canov.jergym.cz/

水素イオン濃度というのは、溶液中の水素イオンH+の濃度のことで、溶液1リットル中にある水素イオンのモル濃度(mol/L)の逆数を常用対数で表したものです。pH = 7を中性溶液として、pH < 7は酸性溶液、pH > 7はアルカリ性溶液とよばれます。

pHを測定する方法として、セーレンセンは電極を用いるものと指示薬によるものを提案しました。そして1937年に、電極を使用した世界で最初のpHメーターが製造されました。

【写真】pH計
  古典的なpH計 photo by iStock

ちなみに、アルカリ性食品というのは、体内で燃焼してアルカリ性を呈する食品のことで、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどのアルカリを作る元素を多く含むもの。

酸性食品とは、食品を燃焼して灰にしたときに、その灰にリン・硫黄・塩素など酸性を示すような元素を多く含む食品のことです。