1月 6日 ウェゲナーが大陸移動説を発表(1912年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

ドイツの気象学者アルフレッド・ウェゲナー(Alfred Lothar Wegener、1880-1930年)が、この日、フランクフルトで開催されていたドイツ地質学会において、「大陸移動説」を発表しました。

関連の日:11月 1日 気象・地球物理学者ウェゲナーが生まれる(1880年)

【写真】アルフレッド・ウェゲナー
  アルフレッド・ウェゲナー photo by gettyimages

ウェゲナーは、ブラジルとアフリカの海岸線の類似や、古生物学的な証拠に着目し、「大陸は分裂・移動し、相互の位置関係が変化する」という説にたどり着いたそうです。ただし、大陸が移動する理由については、「地球の自転による遠心力のため」と考えていました。

当時、この説明に納得する科学者はあまりいませんでしたが、第二次世界大戦後、地殻に記録された古磁気の研究から、この説は劇的な復活をとげ、現在のマントル対流による新しい大陸移動説へとつながりました。

【写真】『大陸と海洋の起源』の図
  『大陸と海洋の起源("Die Entstehung der Kontinente und Ozeane"[独])』収載の図 photo by gettyimages

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大陸と海洋の起源

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永久不変と考えられていた大陸は、長い年月をかけてゆっくりと移動したという「大陸移動説」はどのように生まれたのか。ウェゲナーが生涯をかけて取り組んだ研究の集大成となる1冊を、竹内均博士の全訳に、その後の地球科学の発展について鎌田浩毅博士の解説を加えた決定版!!