地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
この日は、「1」「5」の読みにちなんで「囲碁の日」と制定されています。
近年、人工知能と人間の対戦に大きな注目が集まっていますが、その鍵となるのが、「そのゲームにはどれだけ選択肢があるのか?」ということです。
初手から勝負が決着するまでに考えられる、すべての局面の総数は、オセロで10の60乗、チェスで10の120乗、将棋は10の220乗、そして囲碁では10の360乗といわれています。
1990年代にはチェスの世界チャンピオンが、IBMのディープブルーに敗北しましたが、その時点でもまだ、将棋や囲碁ではコンピュータが人間に勝てるわけがないと考える人が多かったようです。
しかし2016年、ついにコンピュータが囲碁のトップ棋士に勝利するという事件が起こりました。いったいどうやって、コンピュータはゲームを学習しているのでしょうか。
気になっている方は、『人工知能はいかにして強くなるのか?』という、バッチリの本があるので、ぜひチェックしてみてください。
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