1月 3日 フラウンホーファー線の発見(1752年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

イギリスの自然哲学者トーマス・メルビルが、1752年のこの日、ナトリウムの炎色反応で見られる明るい黄色のスペクトル線、すなわちナトリウム輝線を発見したことを、学会に報告しました。

のちに1814年、ドイツの物理学者フラウンホーファーが、太陽スペクトルに暗線を発見し、570を超える暗線について波長を計測しました。これらのスペクトルが、フラウンホーファー線と呼ばれるものです。

フラウンホーファー線フラウンホーファー線 Photo by Wikipedia

そして1860年、この輝線と暗線(吸収線)が、特定の元素によって作られていることを突き止めたのは、ドイツの物理学者キルヒホフです。フラウンホーファー線がナトリウムのスペクトルと同じ位置に見られることが判明したので、メルビルがフラウンホーファー線の発見者ということになったのです。

これらの発見の結果、太陽がどんな元素でできているのかを調べることも可能となりました。

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