ソフトバンクの新規上場に漂う暗雲…!「共倒れ」で大ピンチの可能性

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

「メルカリの悲劇」を繰り返す可能性

では、新規上場するソフトバンクの株価はどうなるのか。

「ソフトバンクが東京証券取引所に新規上場する際の公開価格は1株=1500円ですが、ロンドンのグレーマーケットの気配は1510円買い、1580円売りとの噂があり、なんとか初値での公募価格割れはなさそうです」(前出・藤本氏)

とはいえ、投資家たちは決して安心してはいられない。

「ソフトバンクをめぐっては不確定要因が多いため、初値後でも公募価格を大きく割り込むような事態になれば、親会社のソフトバンクグループも連れ安となる可能性がありそうです」

今年夏に期待を一身に集めて上場したメルカリにしても、初値こそ公開価格を大きく上回ったが、いまや株価は初値どころか、公開価格を下回っている。仮にそうなれば、ソフトバンクグループの株の保有者が、子会社のソフトバンクの株も購入するという動きもあるようなので、そうした投資家には「ダブルパンチ」となりかねないわけだ。

 

株価が一気に「上抜けしそうな銘柄」

そんなソフトバンクグループとは対照的に、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』が「上昇相場」を予測した銘柄はドンキホーテホールディングス (7532)である。

ドンキホーテホールディングスといえば、深夜営業が売りの総合ディスカウント店を運営。目下、資本業務提携しているユニー・ファミリーマートホールディングスとの「協業」が続々と進んでいる。

来年1月には4割出資のユニーを完全子会社化して、ユニーとの共同店舗を拡大していく予定です。一方、ユニー・ファミリーマートホールディングスは12月19日までドンキホーテホールディングス株を1株6600円で株式公開買い付け(TOB)して、議決権を最大20%強保有する予定です。そうしたなか、ドンキホーテホールディングスは長崎屋のM&Aがうまく行っており、『二匹目のどじょう』を狙っているフシがある。同社の株価は高値圏の保ちあいが続いており、一気に上抜けそうです」(前出・藤本氏)