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日本株の「黄金テーマ」が出現…! 個人投資家が笑う3つの理由

低調な小型株の「特効薬」となる

この方法なら、株式投資で勝つのは決して難しくない

強烈な調整相場も一服した感があるが、依然として世界を見渡せば多くのリスク要因に事欠かない。

しかも、今年の夏まで過去数年にわたり高いパフォーマンスを発揮し続け、個人投資家のオアシスとなっていた小型株のパフォーマンスも低迷する中で、前向きに投資収益の源泉を探し出すことは困難を極める。

しかし、論理的に不明瞭な点を徹底して排除する前提で、「大きく確定的な時流」にそのまま乗れば、株式投資で勝つことは決して難しくない

陳腐な例のひとつを紹介しよう。世界の中で、現在の日本が独自性を持ち、世界に胸を張って最先端と言えるテーマは、間違いなく少子高齢化である。これがその「大きく確定的な時流」のひとつで、政府の統計データをざっと眺めるだけで簡単に現状と将来起こりうる事態を把握でき、それに従って銘柄を選定することが可能だ。実際に見てみたい。

まずは一般常識として、日本における高齢化の進行状況の確認だ。推計値ではあるが、2017年時点の数字を辿ってみると、日本の人口に対して27%が高齢者(65歳以上)という分布となっている(図表1)。約4人に一人以上が高齢者という状況だ。

図表1:日本の人口動態と高齢者人口比率(2015年時の推計)
〔出所〕厚生労働省

世界全体でも、日本は現時点で頭一つ抜けた文句なしの世界一の水準となる(図表2)。

図表2:高齢者人口比率 世界ランキング(2017)
〔出所〕世界銀行

ちなみに、米国は15%、世界平均は9%程度で、高齢化を心配する必要はなさそうだ。

 

ここで再び図表1に戻ると、2020年以降は増加のペースが多少減速するものの、2060年までには日本の人口の4割が65歳以上という笑えない構造になる。

40年後は、人口自体は3割近く減少するにもかかわらず、高齢者の人口は微減どころかなんと増加するという事態だ(図表3)。

図表3:現在から40年後の年齢別人口の変化率
〔出所〕厚生労働省

つまり、今後も高齢者は人口比で増え続けるだけではなく、絶対値として増加し続けることになるわけだ。