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# 貯蓄

共働きなのに「貯まらない」夫婦たちの、ある驚くべき共通点

「内緒」と「不干渉」という根深い問題

「貯まらない」共働き夫婦が急増しているワケ

共働き夫婦は、稼ぎ手がひとりの片働き夫婦に比べ「お金が貯まりやすい」と思われています。

しかし、実際には「ちゃんと貯められている共働き」は意外に少ないのが現状です。

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ファイナンシャルプランナーとして20年以上個人相談を受けてきましたが、あるとき10年前の片働き夫婦より、今の30~40代の共働きカップルのほうが貯められていないことに気がつきました。

貯まらないのはなぜだろうと、これまでの相談事例を頭に浮かべながら考えてみたところ、「共働きなんだから、このくらい使っても大丈夫」と心の中で言い訳をしながらお金を使っているカップルがとても多い。ドキッとする人、いるはずです。

また、自分のお金の使い道を知られたくないから、相手にも聞かないし、夫婦でお金の話をしないというカップルをよく見かけます。

実はこの「内緒と不干渉」は根深い問題です。

 

私は住宅ローンの相談を長年受けていますが、この数年、家を買うにあたって、はじめてお互いの貯蓄額と収入を知るという共働きカップルが本当に増えています。

なぜ、結婚したのにお金の話をちゃんとしないのかと尋ねてみると、オープンにすると独身時代と同じようにお金を使えなくなるとイヤだからと言います。「言われたくないから、言わない」のだそうです。これが「内緒と不干渉」です。

マイホーム購入の段階ではじめてお互いの貯蓄額をオープンにし、貯まっていない事実にがく然とします。どうやら、自分は貯めていなくても「相手は貯めている」と根拠なく考えているようです。