12月25日 赤痢菌の発見(1897年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

帝国大学医科大学(現・東大医学部)を卒業し、北里伝染病研究所に入った医学士・志賀潔が、この日、赤痢の病原である赤痢菌の発見を『細菌学雑誌』に発表しました。

志賀潔
  志賀潔(1871-1957年)胸像 photo by Wikimedia Commons

この年の赤痢病の流行は、全国で患者数が約9万人、そのうち2万人以上が死亡するという凄まじいものでした。志賀潔の名前にちなんで赤痢菌の属名は「Shigella」とされており、これは病原細菌の属名に日本人の名前が使われている唯一の例だそうです。

【写真】培地上の赤痢菌
  血液寒天培地(BAP)上のグラム陰性赤痢菌 photo by gettyimages

大発見をして歴史に名前を残すというのは、誰もが憧れることですよね。ぜひそんな偉業を達成したいものです。