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マッチングアプリが開いた「焼肉屋」がすごいことになっているワケ

あえて「リアルの場」を追求する
マネー現代編集部 プロフィール

「初デートのミシュラン」を目指す!

一方で、右隣に座ったヒカリさん(仮名)は、どんな話も興味深そうに聞いてくれる聞き上手な美人。英語を話すことができるため、海外旅行にハマっているらしい。彼女とは、大好きな旅行の話で盛り上がりながら時間が過ぎていった。

リサさんはタフ過ぎて連絡先を聞くことを躊躇してしまったが、ヒカリさんからは無事に連絡先を教えてもらうことができた。

最後はデザートが提供されてイベントは終了。

結局、イベントが終了するまでに4人の女性とじっくり話すことができた。途中、両隣の女性がそれぞれ別の男性と話を始めるという事態に見舞われ、孤独に肉を食い続けるという時間はあったものの、とにかく落ち着いて異性と話ができたことは最大のポイントだろう。

 

そもそも、このイベントを主催しているDineというマッチングアプリは、他のマッチングアプリとは異なり、デートをする前提でマッチングが成立する仕組みになっている。

マッチングアプリでありながら、あえて「リアルの場」にこだわる理由を代表の上條氏はこう語る。

「僕ね、リモートワークが嫌いなんですよ(笑)。新卒で入社した会社ではソーシャルゲーム事業に携わっていましたが、リモートワークでしか働いたことがないカナダのチームとパキスタンのチームの仲がすごく悪くて。でも、一度両方を会わせてみたらすごく仲良くなってしまったんです。そこで、まだまだオフラインのやり取りだけではお互いを過小評価する傾向があるんだなって実感しました。

マッチングアプリも文章のやりとりだけで判断されてしまいがち。ただ、実際に会ってみると、人ってもっと魅力的だったりすることが多いでしょう。良い出会いをしてもらうためにも、自分たちが手がけるサービスでは会うことのハードルを下げたかった」

ただし、いざデートするといっても悩ましいのが店選び。とてもじゃないが全ての男性が良い雰囲気の店を知っているとは限らない。もちろん本誌記者もその口なのだが……。

「すごく良い男性だったのに、指定されたのが微妙な居酒屋で女性が冷めてしまったというのよく聞く話ですよね。同じ男女がデートする場合でも、場所によって相手に抱く感情って全く違うじゃないですか。特に、ファーストデートって特別で、味だけではなく店の雰囲気や駅の距離などトータルで考えなければいけません。

その点、Dineではこちらが厳選した店から初デートの場所を選ぶだけでよいというサービスにすることにしたんです。僕たちは最終的には『初デートのミシュラン』になることを目指しています」

そんなリアルでデートをすることに信念をもつDineが、月に一度限定で開催するのが今回のイベント「Yakiniku Dine」というわけだ。

出会い方が多様化する現代。もはや、リアルで出会うか、アプリで出会うかはきっかけの違いでしかなくなってきているのかもしれない――。

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