〔PHOTO〕立木義浩
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「尾崎牛」のステーキとタリスカー、相性は完璧!

タリスカー・ゴールデンアワー第21回(前編)

提供:MHD

世界中の星付きレストランからひっぱりだこの「尾崎牛」。その生産者、尾崎宗春さんはまさに快男児である。ちょうど2年前、わたしが「島地勝彦公認シマジ食堂」と勝手に命名している割烹「雄」ではじめて出会った瞬間から、わたしたちは意気投合した。

それ以来、仕事で東京に来たときは伊勢丹のバーにも顔を出してくれている。巧みな話術の才能の持ち主もである尾崎さんは、バーで居合わせるお客さんを大いに笑わせてくれる大人気者である。

そんな明るい尾崎さんだが、27歳のとき、牧場の機械に挟まれて、右足の膝下を切断するという大きな事故に見舞われた。一念発起してゴルフをはじめたのはその後だった。両足が健在のわたしの最高ハンディが19だというのに、尾崎宗春さんはいまやハンディ7だというではないか。

すべてのことを前向きに、楽天的に考える尾崎宗春さんの人生哲学を学びたいものである。

(構成:島地勝彦、撮影:立木義浩)

* * *

ボブ: 今日の座談会は豪華ですね。六本木「格之進 R+」のお部屋をお借りして、しかも尾崎宗春さん自ら、宮崎から持参していただいた「尾崎牛」を焼いてくださるんですから。

尾崎: 普段は男ばかりの席で肉を焼くことはありませんが、今日はシマジさんから頼まれましたので、しかたありません。それにしても、一輪も花がないんですね(笑)。

シマジ: 尾崎さん、ごめんなさい。本日は色気抜きの、食い気でいきましょう。

尾崎: そう思って、ぼくが手塩にかけて育てた尾崎牛をしこたま持って参りました。スタッフの方を入れると総勢8名くらいと聞いていましたから、400グラムの雌牛のサーロインを4枚ご用意しました。みなさん、今日は存分に召し上がってください。

シマジ: この大きなサーロインステーキはニューヨークの高級ステーキハウスで食べると1枚1000ドルはすると聞いていますが、それと同じ尾崎牛なんですか。

尾崎: その通りです。JALのパリ発羽田行きファーストクラスでも同じ肉を出していますが、だいたい1人前80グラムぐらいです。今日は値段ことは気にせず、存分に、お腹いっぱい召し上がってください。

それでは、焼きはじめますね。

立木: ボブ、今日はいつもの乾杯はしなくていいいのか。

ボブ: おっと、ごめんなさい。肉の美しさに見惚れて、つい忘れていました。すぐに作ります。

尾崎: ぼくは自分で何度も試していますが、タリスカースパイシーハイボールと尾崎牛はもの凄く相性がいいですよ。肉を食べて脂っぽくなった口のなかを、炭酸の刺激とこのスパイシーな味がリセットしてくれるから、肉もハイボールも、どっちも止まらなくなるんですよ。

ボブ: ありがとうございます。わたしもせっせと作りますので、今日はいっぱい飲んでください。それではみなさんご一緒に、スランジバー!

一同: スランジバー!

シマジ: ほほう、塩はしないで焼くんですか。

尾崎: はじめから塩を振っておくと、浸透圧の関係で細胞内の水分が表に出てしまうんですね。それもただの水ではなく、うま味を含んだ肉汁ですから、逃してしまうのはもったいない。だから塩は食べる直前に、しかもこうして指で揉みながらかけるといいんですよ。

ボブ: やっぱり揉みながら振ると美味しさがちがうんですか。

尾崎: ボブさん、そういうことです。女性と一緒です。

ボブ: フフフ。なるほど。そういうことですね(笑)。

シマジ: 愛妻家のボブがこんなジョークに頷ていていいんですか。

ボブ: シマジさん、あとでここはカットしておいてください。

尾崎: シマジ師匠はぼくのエロ師匠ですから、ぼくの発言に関してはなにを書かれても構いません。シマジ師匠は全国の不良老人の星ですよ。

シマジ: 尾崎さん、「師匠」は勘弁してください。わたしなんか大したものではありません。ああ、それにしても尾崎牛が焼ける香りは格別ですね。なんともいえません。

尾崎: 師匠、まず第一弾が焼けましたよ。どうぞ召し上がってください。ボブさんも、そこのわさびをつけて食べてみてください。

シマジ: ヒノにもあげてくださいね。食い物の恨みは後々怖いですから。

ヒノ: ありがとうございます。もう恨みません。

尾崎: みなさん、お味はどうですか。どんどん焼きますから遠慮せずにいっぱい食べてくださいね。

シマジ: うーん、これは牛肉の芸術品ですね。いくらでも食べられそうです。そして、タリスカースパイシーハイボールとの相性も完璧です。

ボブ: この世にこんなに旨い牛肉があるなんて、今日まで知りませんでした。ぼくがいままで食べていた肉はなんだったんでしょう。

尾崎: 尾崎牛を食べるとみんな一瞬言葉を失うんですよ。だからぼくが女性を口説くのに多くの言葉は要りません。「あーんしてごらん」「10回噛んでごらん」、これだけで世界中の人がハッピーになって、肉を焼いているぼくを見る目がハート型になるんです。

ボブ: 男女の別なく、こんな肉を食べさせてもらったら誰だって、なんでも言うことをきいちゃいますよ。それにしても尾崎牛はどうしてこんなに美味しいんですか。