では、もう、大人になってしまったあなたは、どうしようもないかというと、手はあります。
それが、「遺伝子すら思考で変えられる」という科学的な事実です。
表現を変えれば、「脳内のテープに上書きをすること」は可能なのです。
上書きはできますが、そもそも「脳内のフィルター」の存在を知らなければ、一生支配され続けて終わり。
自分が、6歳までに確立したフィルターに支配されていると認識した人だけが、脳内奴隷状態から自由を手にすることができるのです。
今まで、このことを誰も教えてくれなかったのは、ほとんどの人たちは自分が無意識的に行動していることを認識していないからです。
また、メディアから流れてくる情報のほとんどは、入手する意味がないもの。
川上から流された真の情報が、何人ものフィルターを経て、最終的に「周知しても大した価値がないこと」が拡散されているだけです。
メディアの情報は、百歩譲って「ウソ」ではないかもしれませんが、「核心とはほど遠いもの」でしかない、とお考えください。
私がこの記事であなたに気がついてもらいたかった最大のこと。
それは、「あなたの頭のなかに、6歳までに完成されたテープが存在していて、あなたの行動を支配している」ということなのです。
なぜなら、このテープの存在に気がつかない人は、一生奴隷のまま。
実は、「自分が自由だと思っている人ほど奴隷」なんです。
たとえ、どんなに優れた自己啓発本を100冊読んでも、同じフィルターを通して認識している限り、なんの役にも立ちません。結局、何を読んでも、その学びが行動に移されることはありません。
テープの存在に気がついて、「あっ、そうだったんだ」となって、はじめて、それを書き換えるための行動に移ることができます。
存在に気がつかなければ、テープを書き換えて、自動再生から手動に変更することは不可能。でも、存在に気がつきさえすれば、手は打てるのです。
私は、あなたに、あなたのテープの存在について気がついてもらいたかった。
しかし、それは、強制的に「奴隷システム」から出て欲しいから……というわけではありません。
「居心地がいいから、奴隷システム界にいるよ」
というのなら、それでもよいです。
自分の頭の中で、6歳までに完成したテープが回っていて、それが自動的に自分の行動を決めていると知った上で「奴隷システム」に居続けたいというのは、あなたの自由です。
ただ、私はあなたに「選択肢」を与えたかっただけです。
すべてを知った上で、
「一生、奴隷のままなんてとんでもない! 居心地がいいままならまだしも、不平不満と不安しかない! 自分の脳内のテープを上書きして、行動に出たい!」
という方は、ぜひ、続きを読んでください。