Photo by iStock

20代でも「年収400万円」を超えたらマンションを買いなさい

就活終えたら、婚活の前に家活だ!
持ち家か? 賃貸か? 住まいは一生を左右する買い物だけに、選択に迷う人も多いだろう。そんな中、「マンション購入は早いほど得をする!」と断言する人がいる。会員数23万人を超える分譲マンション価格情報サイト「住まいサーフィン」を運営、『独身こそ自宅マンションを買いなさい』などの著書もある沖有人氏だ。年収400万円を超えたら、いますぐマンションを買うべきと勧める沖氏。そのメリットについて解説してもらった。

賃貸から抜け出す決意を持つ

賃貸暮らしを続けるより早めに家を買ったほうが得である。そうは言いながらも、家を買うというのは人生の一大事。「何かきっかけがないと、すぐには決心がつかない」という人も多いだろう。

Photo by iStock

近年の不動産価格上昇に伴い、賃貸住宅の家賃も都内では値上げが進んでいる。最近の趨勢を見ると、23区内の賃貸住宅のおよそ半数が値上げしており、3分の1が据え置き、残りが値下げとなっている。

今、あなたが都内の賃貸住宅に暮らしているとすれば、そのままそこに住み続けるなら家賃も変わらないが、何かの理由で住み替えると家賃が高くなる可能性が高い。「それぐらいなら、持ち家を買うか」という選択肢はあるはずだ。

ただ家賃の上下動は一つのきっかけになるとしても、より大事なのは「賃貸から抜け出す」という強い意志を持つことである。まずは「20代の間は借家住まいが当たり前」という感覚を捨てること。

20歳になると、国民年金の支払い義務が生じる。一方で住宅ローンを借りることができるようにもなる。ただし住宅ローンは学生では無理で、就職していなくてはならない。

 

筆者の知人は、大学を卒業して大手IT企業に就職した息子さんに頭金を貸し、入社3ヵ月後にマンションを買わせていた。

日本では新卒採用後3ヵ月までは試用期間とされ、金融機関でも正式に就職したとは見なさない。しかし3ヵ月すぎれば本採用となり、住宅ローンの審査対象者になる。名前の通った大企業にいれば、頭金さえ用意できればすぐにも家が買えるのだ。

会社員の最大のメリットは、社会的信用である。その信用が活かせる最大のチャンスこそ超低利で借りられる住宅ローンなのだ。自らの有利なポジションを最大限活用する方法として、「就職3ヵ月で家を買う」というのは道理にかなった行動だ。

知人は我が息子が有名IT企業に就職したのを見て、すぐにそのメリットを活用させた。「持ち家は早く手に入れるほど得」という感覚があったのである。