12月19日 第9次南極越冬隊が南極点に到達(1968年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1968年のこの日、村山雅美(むらやま・まさよし、1918-2006年)隊長が率いる第9次越冬隊が、日本人として初めて南極点に到達しました。

村山雅美
  村山雅美。1958年11月撮影 Photo by Kodansha Photo Archive

同年の9月28日に昭和基地を出発した「極点旅行本隊」は、東経40度の子午線にそって約2600キロメートルを南下し、この日の午前5時に南極点へとたどり着きました。

南極点
  南極点を示すポール。後方はアムンゼン・スコット基地。1968年12月20日撮影 Photo by Kodansha Photo Archive

この出来事はすぐさま日本にも伝えられ、多数の祝電が昭和基地に送られたそうです。越冬隊の報告書に収められた「越冬日誌」には、帰還後の「ダルマの眼入れ」や「飲んで食べて」の祝賀会の記述もあり、極点旅行の成功に盛り上がる越冬隊の様子がうかがわれます。

【写真】昭和基地
  昭和基地 Photo by Getty Images