12月15日 惑星探査機「ベネラ7号」が金星に軟着陸(1970年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1970年のこの日、ソ連の打ち上げた惑星探査機「ベネラ7号(金星7号)」が金星に到達し、人類初の地球以外の惑星への軟着陸に成功しました。

ベネラ計画は1961年から始まった金星探査計画で、1983年の「ベネラ16号」まで20年以上にわたってさまざまな宇宙探査機が金星へと送り込まれました。

金星上のベネラのイメージ図 Photo by Pixabay

人類ではじめて他の惑星の地表に探査機を送り込み、大気の状態を測定し、地表から地球に向けてデータを送信するなど、宇宙開発における重要なステップがこの計画によって成し遂げられました。

「ベネラ7号」は、着陸から23分間にわたって観測データを送信し続け、地球の100倍近い大気圧や、秒速100メートルにも達する大気上層の強風「スーパーローテーション」の存在を明らかにしました。

金星の表面温度はなんと500度にも達します。地球のすぐお隣の惑星なのに、こんなに環境が違うというのは驚きですよね。地球人のみなさんにとっては、わたしの故郷の火星のほうがずっとが過ごしやすいと思いますので、お正月の旅行先にはおすすめですよ。

【図(イラスト)】太陽系反対のお隣が私の故郷です illustration by gettyimages