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# 政治政策

通常国会「1月4日召集説」が突如浮上した本当の理由

衆参ダブル選が静かにはじまる

スケジュールを制したものが勝つ

通常国会の召集日は、1月中下旬が通例だ。ところが2019年は、三が日終わってすぐの「1月4日」に召集する案が浮上している。

なぜこのような異例の召集が懸案されているのか。1月4日は官庁の「御用始め」の日であるが、各官庁の担当官僚はどのような対応に追われることになるのか。

「1月4日説」を考察するうえで押さえておきたいのが、確定している政治日程、外交日程と経済指標の発表日である。

順に記せば、

11月末にG20首脳会議
来年1月に通常国会召集
2月中旬に10-12月期GDP速報値
3月中に来年度予算案成立(見込み)
4月上・下旬に統一地方選挙
5月1日改元
5月中旬1-3月期GDP速報値
6月中通常国会会期末
6月末G20首脳会議
7月参議院選挙

である。

 

このようなスケジュールは「竹下カレンダー」ともいわれる。

竹下とは竹下登元首相のことで、氏はスケジュール作りの名人と言われた。そして、政治家はスケジュールを作るのが上手いと、権力を上手く掌握できるとされている。

竹下登元首相(Photo by gettyimages)

この「竹下カレンダー」のなかで、最大の政治イベントは来年7月の参院選だ。

参院選の争点は経済、消費増税の是非になるだろう。安倍首相の「悲願」は憲法改正だが、この参院選を落とせばスケジュールも組めなくなる。

来年10月から実施が予定される消費増税だが、政局によっては来年4月に君子豹変する可能性もないとはいえない。

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