タカシさんのケースでは、サ高住の「ないない事情」を把握していなかったために「こんなはずでは」となりました。
「サ高住では、最期まで暮らせない」と想定内であったなら、頭を抱えこまずに済んだのかもしれません。
これからサ高住を選ぶ方は、「状況によっては、入居後にさらなる住み替えが必要になる」ということを承服しておいてください。
事前の見学の際に、実際に退去となった人の事例やその後の行き場を聞きたいところです。新規オープンのサ高住では、そういう実績が積まれていないので慎重に。
もちろん、「住み替え」のための資金計画もお忘れにならないでください。
ちなみに、タカシさんは、母親を、認知症の高齢者を家庭的な雰囲気の中で介護する小規模な施設「グループホーム」に移そうと奔走中です。