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# 不動産 # 投資法

私が買った1000万円の家が、今では1億2000万円になった理由

インド人大富豪が勧める「長期投資」
仮想通貨、ブロックチェーン、フィンテック、AI、評価経済……新しい経済システムが次々と登場している昨今。しかし、著書『これからの時代のお金に強い人、弱い人』で知られる「時給70万円」のインド人実業家、サチン・チョードリー氏は、時代や環境に左右されない「お金を増やすルール」を知ることが大切と語る。そのひとつが「時間を味方につける」こと。短期で大きく儲けようとするのではなく、長期で資産をコツコツ伸ばしていくことの大切さについて教えてもらった。

まずは小さく儲けてみよう

お金を増やすなんてできない。投資なんて怖くてできない。難しいことはやりたくない……。私が主宰している投資アカデミーでも、最初はこんな不安を持っている人がお見えになることも少なくありません。

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ところが、学びを深めて大きく変わる人も多いのです。「できない」と思っていたことが、できるようになる。行動が変わっていくのです。

一方で、残念ながらその一歩が踏み出せなかったり、学びを深められなかった人も出てきます。両者は何が違ったのか、この記事でご紹介します。

まずは、お金を増やすことについて、大きな勘違いをしている人がいます。まるでギャンブルのようにお金を賭けて、ドカンと増やす、そういうものだと思っている人がいます。しかし、これは投資ではありません。投機そのものです。

また、上がり下がりのある株式などを、とにかく売ったり買ったりして、利益をどんどん大きくしていくのが投資だと思い込んでいる人もいます。わかりやすい言葉でいえば、デイトレーダーでしょうか。

しかし、私が投資アカデミーで勧めているのは、デイトレーダーになることではありません。実は私自身、一時チャレンジしてみたこともありましたが、デイトレーダーはとても大変でした。「こんなことは私にはできない」と思いました。

いきなり大きく儲けようとしたり、一日中株式相場とにらめっこしたり、こういうことは、私が勧めるお金の増やし方ではありません。

私がまず勧めるのは、「まずは小さく儲けてみる」ということです。

 

お金を増やしたほうがいいと思うのは、今の銀行の預金金利があまりにひどい状況だからです。0.0数%では、お金はまったく増えてくれません。

しかし、どういうわけか、「お金を増やす」「投資をする」と聞くと、「5%の利回りは欲しい」「10%ないと」なんて発想になってしまう人がいます。「主婦が20万円を2億円にした」なんて情報に惑わされて、本を読んで本当にやろうとしてしまう人がいるのですが、それは誰もがそうそうできるものではありません。

ラクしてお金を儲けることはできません。それ相応の大変な努力を覚悟しなければいけないのです。

もちろん、たくさん儲かれば儲かるほどうれしいのは事実ですが、先にも書いたとおり、リターンが大きいところには大きいリスクがあります。

だから、私が勧めるのは、まずは小さく儲けること。それこそ、1%でも3%でもいいのです。銀行の預金金利を考えれば、100倍だったり、300倍だったりの利回りなのですから。銀行に預けているよりは、明らかに増えています。それをしっかり頭に入れておくことです。

ですから、まずはリスクの低いものからやればいいでしょう。ETFは1つの入門編ですが、私が最も勧めているのは、個別の株式投資です。自分で「これぞ」と思う銘柄を買っておくのです。