1. ゲイは真面目に働いている

世の男性たちが不快に感じるのは、自分がゲイから性的対象として見られることではないかと思います。

確かに、男として生まれたからには女性たちからモテたいわけで、ゲイからイヤらしい目で見られたいわけじゃない気持ちは、よくわかります。

だけど、相手が女性であれゲイであれ、そうやって自分が社内で性的対象となることばっかり考えてる人って「なんのために会社へ来てるんだろう?」って思っちゃう。

会社は仕事をする場所なのであって、副産物として社内恋愛が生まれることはあっても、決して色恋を育むために用意された場所ではありませんよね。

そんなことは、ゲイだって当然のことながら理解しています。みなさんと同じように、仕事をするために会社に来ているのであって、決して社内の男性たちをイヤらしい目で見るためではありません。

男女の社内恋愛がなぜこんなに多いのか

僕が社会に出てから驚いたのは、同僚や上司・部下の関係にある男女の社内恋愛の、まあ多いこと
社長と美人秘書の不倫なんていう、ドラマの中だけの話かと思っていた情事が現実に起こっていて、それを社員たちが見て見ぬ振りをしているのを目の当たりにしたときは「ふ……不潔!」と両手で顔を覆ったものです。

むしろ、社内恋愛に勤しむ男女よりも、同性愛者の方が、企業というコミュニティの中での立ち振る舞いに気を遣っているといえます。

だって、3人に1人が同性愛者の存在を「嫌だ」と思っているわけだから。そんな中で、もしも性的なトラブルを起こしたら、処罰されて職を失うことにもなりかねません。
それがどれだけ不謹慎でリスキーなことであるかを、同性愛者はしっかりと理解しています。

男女の社内恋愛は、他人に迷惑をかけない程度にどうぞご自由にと思うのだけど、企業や社会の中でのTPOはゲイだって心得ているということを、みなさんにはぜひ知ってほしいと思います。