地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
1957年のこの日、戦後はじめての銀貨で、当時の硬貨としては最高額面だった100円銀貨が発行されました。
表面に鳳凰、裏面に旭日をあしらったデザインで、60パーセントが銀、40パーセントが銅という配合で作られていました。
現在の金属価格から計算すると、硬貨1枚当たり約200円の銀が使われており、硬貨としての額面価格よりも金属としての価値のほうが高くなるそうです。なお、この硬貨は1959年に、表が稲穂、裏が「100」の数字にデザイン変更され、1967年には現在も使われている桜のデザインの白銅貨に切り替えられました。
現在、日本の硬貨に使われている金属は以下の通りです。
時代によってさまざまに移り変わってきた硬貨の材料。そこには戦争や世界的な金属需要の動向が関わってきているそうです。詳しくは関連書籍をどうぞ↓