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# お金持ち # 投資法

インド人大富豪が「7年で60万円を3億円にした男」にしたアドバイス

チャートよりもコレが大事
仮想通貨、ブロックチェーン、フィンテック、AI、評価経済……新しい経済システムが次々と登場している昨今。しかし、著書『これからの時代のお金に強い人、弱い人』で知られる「時給70万円」のインド人実業家、サチン・チョードリー氏は、時代や環境に左右されない「お金を増やすルール」を知ることが大切と語る。中でも「うまくいっている人」の話を聞くことが重要だ。ネットの怪しい情報や、株価チャートに惑わされないために心得ておくべきことを、本人に教えてもらった。

「知っている会社」に投資せよ

株式投資を始めたいが、どこに投資すればいいか……。初めて投資をしようとする人は、必ず悩むところだと思います。

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私のアドバイスは極めてシンプルです。

「自分の知っているところに投資する」です。

よく知っている業界、よく知っている企業。自分がユーザーとしてよくお金を使う業界、商品やサービスを頻繁に買っている企業。あるいは、わかりやすい企業でもいいでしょう。自動車やエアラインなど、世界に名だたる業界。あるいは、日本を代表する有名企業。

投資家のジム・ロジャーズさんも、「自分のよく知っていることに投資しなさい」と言っていますが、それは、長期の成長のポテンシャルを、おぼろげでも知っている可能性が高いからです。逆に、まったく知らない業界、会社では、その見通しが想像もつきません。だから、身近な業界への投資が有効なのです。

ただ、大切なことが1つあります。

それは、長期の視点で株価の動きを見ておくことです。今の株価が5年、10年のスパンでどんな位置づけにあるのかを知っておくのです。例えば、自分もユーザーだし、社会の評価も高いし、将来有望だと思っていても、すでに高い株価がついていることもあります。

 

有名企業だから、業績がいいからといっても、株価が高値水準にあったら、値下がりする可能性も高くなります。上がりすぎていないかと注意する。この見極めが、とても大切になるのです。

自分のよく知っている業界にすべき、そのほうが自分にもわかるから。

これは極めてわかりやすい方法だと思うのですが、投資を始めようとすると、間違える人が必ず出てきます。どういうわけだが、人の声に惑わされてしまうのです。

友人に聞いたら、この会社がいいと教えられた。雑誌を買ってきたら、この銘柄が勧められていた。掲示板に推奨銘柄があった……。

ところが、聞いてみると、理由はそれだけだったりするのです。どうしてこの会社がいいのか、この銘柄がいいのか、将来有望なのか、説明することができないのです。

「よくわからないけれど、2倍になる、3倍になると掲示板に書かれていた」という返答をもらったこともあります。しかも、その会社や銘柄について、自分で調べてもいない状況です。

先にも書きましたが、ネット上には怪しい情報があふれています。とりわけ、うまい儲け話には気をつけたほうがいいでしょう。海外投資や未公開株投資で、「1カ月で1億円儲かる」なんて平気で書かれているものもあります。

そんなことは絶対にないのです。ラクして簡単に儲かる方法など、絶対にないのです。それは肝に銘じておかなければいけません。