秘訣!貯まる人が「投機」と「投資」と「資産運用」を使い分けるワケ

「違い」がわかる人ほど損をしない
福田 猛 プロフィール

「資産運用」――まずは目標を立てることから

【資産運用】とは

資産運用は「将来の資産推移を考えながら目標を立てて、理にかなったポートフォリオを組んで資産を運用すること」です。

〔photo〕iStock

資産運用とは、その人にとって、将来発生する負債(将来発生する、または発生する可能性がある支払い)に対して、現在保有している資産、またはこれから入ってくる収入をどのように管理・運用していくのかを考え、実行していくことです。

 

資産運用は、馴染みがない人が多いと思いますので、もう少し詳しく説明します。

将来発生する支払いとは、将来出て行ってしまうお金のことです。例えばある人が退職し年金生活になって、収入より支出の方が増えたら収支がマイナスになります。すると、預金等を削ってお金が出て行ってしまいます。こういった想定をしながらどのように手元の資金やこれから入ってくる収入を効果的に管理・運用していくのかを考えます。

30代くらいの人が「将来出て行くお金」を考えると、子供の教育資金、マイホーム購入の頭金などいっぱい可能性がありますね。キャッシュフロー表(未来の収支予想と資産の推移を表にしたもの)などを活用し、未来の収支と資産がどう変化していくのかを見える化するとイメージしやすくなります。その状況に対して、手元の資金やこれから入ってくる収入をどう運用するのかを考えます。

その際には「目標」を立てることになります。

例えば、Aさん(40歳)が60歳の時に金融資産を3000万円にしたいと目標を立てたとしましょう。Aさんは将来のために長期的に毎月5万円の積立投資、手元の資金のうち600万円を資産運用に資金を回せるとしましょう。もし運用利回り0%なら60歳の時、資産は1800万円(月5万円×12か月×20年+600万円)になります。仮に4%で運用できたら約3139万円になりますので、実現できれば目標はクリアされます。

では、この場合には、どのような運用をすれば良いのでしょうか。