秘訣!貯まる人が「投機」と「投資」と「資産運用」を使い分けるワケ

「違い」がわかる人ほど損をしない
福田 猛 プロフィール

「投資」――プロの投資家がしのぎを削る世界

【投資】とは

投資とは「企業の資本にお金を投じる」と書きます。

資本とは企業が活動を行うための元手のこと。企業は投資家から出資や融資をしてもらうことで、企業活動に必要な資金を調達します。投資家は、企業の成長性や配当などに着目し、個別企業に長期投資を行います。

投資家は株式投資の場合には、投資した企業の“成長性”や“生み出す利益(キャッシュフロー)”を見越して投資をします。例えば、アマゾンやグーグルの成長性に着目し長期保有していたら。10年前から保有している人の場合、株価はアマゾンだと20倍以上、グーグルでも5倍以上になっています(下記グラフ)。

(出所)ブルームバーグ

投資家が債券に投資する場合には、企業が生み出す利益(キャッシュフロー)に投資をしていると言えます。

投資は非常に大きなリターンが期待できる一方、個別企業のリスクを取ります。長期的に株価が上がると思って投資しても必ずしもそうならないこともあります。

 

例えば、東芝の株式を10年前から保有していたら大きく損をすることになります。個別株式は経済危機時や不祥事発生が原因で、短期間で株価が半値以下になることもあります。

(出所)ブルームバーグ

過去を振り返ると一見簡単なように思えますが、個別株式への長期投資は株価の振れ幅も大きく分散効果も出ないためハイリスクと言えます。

この分野は運用会社やヘッジファンドをはじめとした機関投資家がしのぎを削っている世界です。知識も求められますし、やはり一般の人にとっては投資するにしても、自己資金の一部になります。