任天堂「マリオカート裁判とネットで大拡散したクッパ姫」を読み解く

先日発表された「ガイドライン」も話題
木村 剛大 プロフィール

Twitterで拡散した「クッパ姫」

さて、そろそろ次の話題に行こう。

任天堂のスーパーマリオシリーズに登場するキャラクター「クッパ」を女性に擬人化した「クッパ姫」がTwitterで拡散されて話題になった。

きっかけとなったのは、「New スーパーマリオブラザーズUデラックス」で登場した「スーパークラウン」というアイテムだ。新キャラクターとして登場したキノピコが「スーパークラウン」を入手するとキノピーチというキャラクターに変身する。

【キノピコとキノピーチ】
(出典:任天堂ウェブサイト

 

これを利用して、クッパがスーパークラウンを使用したら……という設定でクッパ姫が生み出された。

生みの親はマレーシア人のTwitterユーザー「haniwa」で、Twitterで2018年9月19日に投稿したところ、これが話題になって拡散し、様々なクッパ姫のイラストが投稿されるようになった。

クリックして表示される4コマ漫画の一番下欄でマリオと並んでいるのがクッパ姫である。

ピーチ姫もお馴染みかもしれないが、紹介しておこう。

【ピーチ】
(出典:任天堂ウェブサイト

それではクッパ姫に関する任天堂の反応はどうか? メディアからの問い合わせに対してはノーコメントという回答だったそうだ(参照「『クッパ姫』Twitterで大ブーム 非公式キャラ流行...任天堂『コメント控える』」)。

任天堂ガイドラインでも、ファンアート等の投稿については、「各国の法令上認められる範囲内で行ってください。なお、任天堂は、お客様の著作物の利用が法令上認められる範囲のものであるかどうかについてのお問い合わせにはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください」とだけ言及されている。