史上初調査! 東京マンション「坪単価ランキング」1000を発表

1位は港区のあの物件…永久保存版です
マネー現代編集部 プロフィール

「階層」「戸数」「駅からの距離」に、ある共通点

2位は『ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵』で、坪単価は1108万円。

販売当初より「全住戸が億ション」ながら即完売したことで有名だが、実は現在の物件価格はそんな新築当初よりも値上がりしている。

今回の坪単価ランキングの上位物件の多くは、「新築時より価格が上がっている」という特徴が見られるという。

「『ザ・パークハウスグラン千鳥ケ淵』の物件価格の騰落率は53%、新築時の1・5倍以上になっています。上位20位以内にランクインした物件では、同じように新築時の価格より上がっている傾向にあり、8位の『プレミスト南青山』の騰落率は55%、11位の『アークヒルズ仙石山レジデンス』同61%。ランキング100位以内には、5割以上価格が上がっている物件が11 件もランクインしています。

上位100位以内で騰落率を把握している物件が74件ありますが、うち100%を切っている物件はわずか4件。資産価値が高く価格が下がりにくい物件が高額で取引されている傾向にあると言えます」

このようにランキング上位の物件を仔細に見ていくと、坪単価の高いマンションの「条件」というものが見えてくる。また、「上位1000」の物件と「上位100」の物件を分けて分析することで、「より際立った特徴が見えてきた」と前出・仲根氏は言う。

「たとえばランクインした物件の『階層』を見ると、上位1008物件のうち20階建以上は146件(14.4%)である一方、上位101物件のうち20階建以上は29件(28.7%)でした。弊社で把握している東京都全域の分譲マンションの全棟数4万1126件に対して、階数が20階以上のマンション棟数は501件(1.2%)なので、階層の高い、いわゆるタワーマンションが上位1008物件の場合はその12倍、上位101物件の場合は同23.91倍含まれる形になります。高層マンション人気が根強く、高額で取引されているということがわかります」

 

それだけではない。「戸数」や「駅からの距離」などにも特徴が見いだせる。仲根氏が続ける。

「まず戸数については、上位1008物件のうち100戸以上は231件(22.9%)、上位101物件のうち100戸以上は36件(35.6%)でした。弊社で把握している東京都全域の分譲マンションの全棟数4万1126件に対して総戸数が100戸以上のマンション棟数は4326件(10.5%)なので、上位1008物件の場合はその2.18倍、上位101物件の場合は同3.39倍含まれる形になります。戸数の多いマンションの需要が高いことがわかります。

駅からの距離については、1000位、100位と上位層になるにつれて駅に近ければ近い物件ほど、ランクインする傾向にあります。つまり、交通利便性は坪単価にかなり影響が大きい要素であると考えられます」