現金、クレカ、デビットカード、どれがおトク?「貯まる人」の結論

「家計のプロ」が決着をつける
横山 光昭 プロフィール

「プリペイド型カード」もおトク

プリペイド型カードは、あらかじめカードにお金をチャージしておいて、その残高の範囲内で使えるカードです。VISAやJCB、Master Cardがついていて、カード番号もあるのでインターネットショッピングもできます。

Photo by iStock

プリペイド型カードにもポイントがつくものがあります。たとえばJCB加盟店などで使えるLINE Payは、前月20日までの利用状況に応じてカラーと呼ばれるステージ分けが行われ、段階的にポイントが還元されます。

最高は100円につき2ポイントと、2%もの高い還元率です。しかも年会費が無料なのでお得度は高いでしょう。また、使うとすぐ通知がくるので、利用額や不正がないかなどがすぐわかり、安心して使えます。

プリペイドカードは自分でチャージした分しか使えないので、お金の管理が比較的簡単になるよいアイテムです。還元率が高いものを選べばさらにお得になります。

 

クレジットカードを利用する際の注意点としては、絶対にリボ払い(リボルビング払い)にはしないということです。通常、クレジットカードは使った分が翌月、または翌々月に一括で引き落とされるシステムですが、リボ払いは代金を分割して毎月、一定額が引き落とされることになります。

毎月の支払いが固定的になりますので、支払いのリズムがわかりやすいという面はありますが、利率が非常に高くなっています。

たとえば100万円の買い物をリボ払いにしてしまうと、利息は15%、単純計算では年間15万円くらいです。実際、毎月の支払いが2万円だとすると、そのうち1万2500円が利息分で、元本分はたった7500円となります。つまり、払っても払っても元本がなかなか減らないしくみになっているのです。

さらに注意が必要なのは、「ポイント還元率2%」などと景気のいいコピーが書いてあるカードの中には、「リボ払い専用カード」があります。クレジット会社としては、2%くらいのポイントをつけても、リボ払いだと十分に利益が取れるからです。

それくらい、リボ払いは危険なものと考えておきましょう。もし、現在リボ払いをしている人がいれば、すぐに一括返済の手続きに変更することをおすすめします。