11月25日 アインシュタインが重力場の方程式を発表(1915年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1915年のこの日、物理学者アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein、1879-1955年)は、「重力場の方程式」と題する講演をプロイセン科学アカデミーで行い、いわゆるアインシュタイン方程式を発表しました。

この日は、11月の毎週木曜日に開催されていた、一般相対性理論についての連続講義の最終回にあたり、「一般相対性理論」が完成した日ともいわれています。

ここで発表された理論は、翌週には論文として出版され、さらに1919年5月には、日食観測によってその正しさが検証されることになります。

この成果によって、アインシュタインは物理学界のみならず、世界的に名前が知られることになったわけですが、1921年に贈られたノーベル賞の授賞理由は「光電効果」の発見に対してでした。

【写真】アインシュタイン 1921年ころ
  1921年ごろのアインシュタイン photo by gettyimages

なぜ、アインシュタインは相対性理論でノーベル賞をとれなかったのか? その理由はいくつかあるそうですが、相対性理論のインパクトがあまりに強すぎて、物理学界でもまだ十分にその影響が把握できていなかった、ということもその理由の1つといわれています。

アインシュタイン自身は、そのことへの反感からか、受賞講演において「光電効果」ではなく「相対性理論」について話したそうです。

もっと知りたい! 関連書籍はこちら

『光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと
一般相対性理論とは何か

小山慶太=著

発行年月日: 2015/08/20
ページ数: 296
シリーズ通巻番号: B1930
定価:本体  1080円(税別)
     ⇒本を購入する(Amazon)