11月24日 『種の起源』を出版(1859年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1859年のこの日、イギリスの博物学者チャールズ・ダーウィン(Charles Robert Darwin 1809-1882年)が、自然は有機的進化と自然淘汰(選択)の結果であるとする「進化論」をまとめた『種の起源』を出版しました。

【写真】ダーウィン
  『種の起原』発表後の50代ころと思われるダーウィン photo by gettyimages
【写真】『種の起原』タイトルページ
  『種の起原』タイトルページ photo by gettyimages

この本のなかでダーウィンは、「種は変化するが、自然淘汰と適応のために、ある特別な種しか残らない。そのことがまさに進化である」という進化論の基礎となる考え方を発表し、神が現在の生物をゼロから創造したという考え方を否定したのです。

なお、この本の正式なタイトルは『On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life(自然淘汰による種の起源、すなわち生存闘争において有利である種族が保存されることについて)』というもの。

このタイトルも長い年月の間にさまざまな略称で呼ばれてきましたが、簡便で使いやすいものが生き残り、現在では『種の起源』と呼ばれるようになりました。これも一種の進化ということでしょうか!?

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