「来月になったらジムに行く予定」
「会費は払っているんだ! 半年で5回は行ったんだ」
そんな発言をしているメタボ男性は周りにいませんか? 私は最近、男子編集者(43歳)がそう言いつのるのを聞きました。正直、聞き苦しい。「そんなこと言っている合間に、とっととジムに行けよ!」と思います。
が、「仕事も忙しんだよお。そんな中で、真面目に運動するメリットがよく分からないんだよお」という言い訳には、哀れみを感じなくもありません。
さらに彼の言い分を聞いていると、運動の結果がモテにつながれば、や、そこまでいかなくとも、少なくともモテ気分やモテ妄想を味わうことができるのなら、ちょっとは行く気になる模様。
しょうがないので、彼のためにも、フィットネス女子の私が足を運んで納得した今ドキの“進化系ジム”を紹介したいと思います。メタボ解消効果もバッチリ!
ミラーボールが煌めき、DJが大音響の音楽を奏でる中、トレーニングに励む——東京・銀座に2018年10月18日(木)にオープンした「PLAYGROUND(プレイグラウンド)」は、ベンチャーバンクの最新フィットネススタジオ。
“筋トレを遊び尽くす”をテーマにしたトレーニングは、高強度インターバルトレーニング(HIIT)とファンクショナルトレーニングを組み合わせたもの。このHIITがポイントで、今、“アフターバーン効果”で注目を集めている。これは読んで字のごとく、「運動後に通常よりも多くのカロリーを消費する状態が続く効果」のこと。
リリースによると、同ジムではトレーニング後48時間は続くという“アフターバーン効果”を含めて、1レッスン(45分間)で最大4200kcalも消費できるという。そんなわけで脂肪を燃焼したいメタボ男性にもってこいなのだ。
プログラムは「CIRCUIT(サーキット)」「BOOT CAMP(ブートキャンプ)」「H.I.I.T」の3種類で、それぞれの強度や鍛えられる部位が異なるけれど、いずれも筋トレと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニング。
実際にすることは、長方形のスタジオの壁沿いに並んだ課題を2人1組で順にこなしていく感じ。そこまで運動強度は高くなく、自分で調整もできるので、筋トレ女子の前で醜態を晒すといった恐れも少ない。
ちなみにこのジム、これまでに暗闇系スタジオの「FEELCYCLE(フィールサイクル)」や「jump one(ジャンプワン)」などを手がけてきたベンチャーバンクの運営というだけあって、コンクリート打ちっ放しのスタジオをはじめ、おしゃれ女子を惹きつける要素もいっぱい。
プロテイン配合のオリジナルドリンク(1杯600円)もそのひとつ。バナナ味の「Nutrition Rich」と、チョコレート味、ストロベリー味の「Protein」の2種類があり、いずれも砂糖不使用ながら、自然な甘みがあっておいしい。特に「Protein」は1杯の糖質が5.3gだから、糖質制限ダイエット中でも安心だ。
「腹出しウェアの女性にソソられる」「暗さと音楽でトランス入って、ドキドキかも!」——そんな妄想でいっぱいの中年男性は、まずはトレーニング後にさりげなくオリジナルドリンクをごちそうするところから始めたら、迷惑度も低く、10人に2人くらいには感謝される可能性あり!