11月18日 フランスの発明家ダゲールが生まれる(1787年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

実用的な写真の発明者として知られるフランスの画家・発明家ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(Louis Jacques Mandé Daguerre[仏]、1787-1851年)が、1787年のこの日、フランスのパリ近郊で生まれました。

【写真】ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール
  ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールのセルフポートレート photo by gettyimages

ダゲールはもともと舞台背景を描く画家として活躍していましたが、ピンホールカメラの原理を使った絵画の作成に取り組むうちに、写真に興味をもつようになります。

感光材で像を写し出す世界初の写真を発明したニエプスと共同で研究を進め、1831年に、ヨウ化銀を塗布した銅版をカメラに装着して露光し、水銀蒸気で現像する「ダゲレオタイプ」を開発しました。

【写真】ダゲレオタイプ
  ダゲレオタイプ photo by gettyimages

それまで半日ほどもかかっていた写真撮影が、わずか10~20分ほどですむこのカメラは、すぐさま話題となったそうです。

フランス政府はこの発明を、生涯年金と引き換えにタゲールから買い取り、一般に公開したため、世界中に急速に広まっていくこととなりました。