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24時間で3兆円!レベルが違う中国の「超爆買い」実況中継

アリババが驚異的な記録を打ち立てた

合言葉は「天人合一」

まさに、14億中国人の壮大な「超特大爆買いショー」だった。

北京時間の11月11日午前0時、アリババが主催する「双11」(ダブル・イレブン)のビッグイベントが幕を開けた。

それに先がけて、10日夜7時35分から、「天猫双11狂歓夜2018」と題した「晩会」(ナイトショー)が、上海メルセデスベンツセンターで行われた。そこは、いわばアリババの前線本部である。

今年の「双11」の合言葉は、「天人合一」。「天と人が一つになる」という意味だが、「天」にはアリババのサイト「天猫」(Tmall)を掛けている。

「晩会」に出演したタレントは、Angelababy、陳赫、鄭恺、王祖藍、周傑倫、易烊千玺、朱一竜、白宇、李健、ミランダ・カー、張傑、謝娜、黄磊、黄勃、羅志祥、王迅等、韓宇、田一徳、マライア・キャリー…。このイベントは、インターネットメディアの優酷と、浙江衛視、東方衛視の二つのテレビ局が、中国全土に生中継した。

主役の馬雲(ジャック・マー)アリババ会長は、昨年は主演映画『功守道』のカンフー・スタイルで登場し、話題を呼んだ。今年はどういう格好で登場するのかとテレビを見ていたら、「裏方風スタイル」だった。

その出で立ちで荷物を包装するゲームに出場したり、ファッション商品の撮影モデル、口紅の売り子、上海ガニの仕分け係などに扮したパフォーマンスを行ったのだ。だが、いつもその道のプロたちに大敗してしまう。

それでも馬雲会長は、リラックスした雰囲気で、楽しそうだった。馬雲会長は、来年9月10日の創業20周年を機に、自ら創業したアリババから引退することを宣言している。後任は、張勇・第3代CEOだ。

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そんな馬雲会長は今回、次のようなコメントを発表した。

「10周年と言うが、双11は安売りの日ではなくて、恩に感謝する日だ。皆さんが商品を買うばかりでなく、喜びも噛みしめてほしい。安さを掴み取るばかりでなく、創新(イノベーション)を掴み取ってほしい。待ち受けるのは商品が入った包みだけでなく、悦びであってほしい」

 
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