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20、30、40代の「おひとりさま」は要注意! 大損する保険商品

生命保険、医療保険、がん保険…

「そろそろ健康のことも心配」「もしかして結婚しないかも」「老後のことを考えると医療費が心配」……。

ふとした瞬間にそんな不安が頭をよぎり、ついつい保険会社のCMやチラシが気になる。「女性向け」とか「レディなんとか」とか、やっぱり女性専用の保険がいいのかしら?

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今回のテーマは「20~40代独身女性と保険」。入るべきか入らざるべきか、入るにしても種類がいろいろある保険のどれを選べばいいのか。悩みは尽きない。実際、この年代の独身女性の話を聞いていると、保険について間違った認識をしていて、危うく保険で大損してしまいかねないような人も少なからずいる。

そもそも死亡保障の生命保険、入院や手術に備える医療保険、日本人の2人に1人がかかると言われるがんに備えるがん保険は必要なのか。いまは貯蓄が少ない人、近い将来に出産を考えている人、老後のおカネが不安な人はそれぞれどうすべきか。

そうした商品別、ケース別で20~40代独身女性と保険について解説していきたい。

死亡保障の生命保険は基本的に「入る必要なし」

まず死亡保障の生命保険に関しては、気持ちの問題はともかく、誰かを扶養しているとか、遺された人が経済的に困るような事態にならないのであれば、保険に入る必要はない

自分が亡くなったときの葬式代くらい残したいという人もいるだろうが、亡くなっても貯蓄はそのまま残るので、その貯蓄で亡くなった後の始末をしてもらえばいいだけ。あえて、保険で備える必要はない。

むしろ遺族が後始末に頭を抱えないよう、カードローンやリボ払いなどの借金を残さないなどの配慮が、保険に入るよりも大事だ。

 

医療保険はあくまで「つなぎ」として利用する

「死亡保障はいらないけれど医療保険くらいは」という女性は多い。しかし、医療に対する備えは「貯蓄」を基本としつつ、貯蓄ができるまでのつなぎとして医療保険を利用するというのが賢いやり方です。

何にでも使える目的のない貯蓄が100万円程度になれば、医療保険は解約してOK。それまで払っていた保険料を積み立て貯蓄に回し、さらに貯蓄を厚くしていくというスタイルで自前で医療費を確保したい。