ガンダム効果がすごい…! バンダイナムコHDの株価が「翔ぶ」理由

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

ガンダムが次に狙う「巨大・中国市場」への布石

それだけではない。

バンダイナムコHDは海外売上高を3割まで引き上げる中長期計画を掲げており、その原動力として期待されているのが中国でのガンダム事業だ。

すでに昨年12月に中国・上海に持株会社を設立してうえ、今夏にはガンダムのプラモデルなどグッズを買ったり、作ったりできる直営施設を中国で初開業した。

「じつは韓国、台湾などではガンダムはすでに人気で、『ガンダムベース』というガンダムグッズの直営店が人気化している。満を持して中国に初開業したかたちで、バンダイナムコとしてもかなり力が入っている。この施設は上海の人気商業施設内にオープンしたうえ、施設規模は約100坪と巨大。中国全土にガンダム情報を発信していく旗艦店にしていく意気込みです」(前出・アナリスト)

こうした「ガンダム効果」への期待感からバンダイナムコの株価が上がっているわけだが、じつはバンダイナムコの株が買われているのは同社の経営が「ガンダム一本足」ではないということへの安心感も寄与している。

 

じつはキャラクター別の売上高を見ると、ドラゴンボールがガンダムより上。なんと2018年3月期には979億円も売り上げている。今年配信したスマホ向けゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』もあっという間に1000万ダウンロードを突破したほどである。

ドラゴンボールシリーズのカード関連商品も大ヒットしています」(前出・藤本氏)

〔photo〕gettyimages

とはいえ、ドラゴンボールファンは30代、ガンダムファンは40代を迎えており、今後10年を見越すと「消費者の高齢化」が懸念として残る。果たしてバンダイナムコHDの株価はこのまま好調を維持できるのか、あるいはここをピークに下げ基調に入っていくのか。

ズバリ、的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が弾き出した「週間株価予報」は以下の通りである。

前出・藤本氏が言う。

「バンダイナムコHDは今後3年間で250億円という巨額を投じるなど、新しいキャラクターを育成することにも抜かりがない。11月30日に『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』の劇場公開も予定されている。まさに『翔べ!  ガンダム』というように、株価も上昇しそうです」