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# 稼ぎ方 # 自己啓発

家庭教師斡旋センターから学んだ「お金が自動的に入り続ける仕組み」

ニーズとウォンツをマッチングさせる
新卒で入った会社で定年まで働いて、あとはのんびり年金暮らし……。そんな人生プランが崩壊した今、急いでとり組むべきなのが「収入源の分散」だ。『お金のポケットが増える スゴイ! 稼ぎ方』で知られるベストセラー作家、山﨑拓巳氏は、大学生のとき、あるきっかけで「お金が自動的に入り続ける仕組み」に気づいたそう。山﨑氏を変えたこのエピソードについて、詳しく教えてもらった。

「儲けのカラクリ」に気づけるか

僕は大学生のとき、本当にいろいろなアルバイトを経験しました。

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皿洗いなど、一般的なアルバイトの他に、たとえば、シューズメーカーで、展示会用の靴にヒモを通すなんていうバイトもやりました。

ひと晩中、ひたすら靴にヒモを通して8000円。

ずっと靴ヒモを通し続けていると、だんだん変になり始め、ヒモを通す穴が大きくズームして見えてくる……そんな体験もしました。

あと、面白いところでは、テレビの高校生クイズで、予選の◯×クイズのときに、「◯と×に分かれた人たちの間にロープを張って仕切る」なんてアルバイトもしました。それは1日で1万円を稼ぎました。

そんな数々のアルバイトの中で、僕が「スゴイ! 稼ぎ方」の基本的な考え方に気がついたのが、家庭教師のアルバイトでした。

当時、僕は「大学生」という自分のアドバンテージを活かそうと、家庭教師斡旋センターに登録していました。

そこでの家庭教師代は、1時間につき1000円。

初めての家庭教師としての体験……、訪問先へ伺い、2時間教えました。

 

教え終わると2枚のチケットを家庭教師先のお母さんからいただきました。

この1枚がセンターへ持ち込むと1000円に変わるのです。

2枚で2000円……そのとき、家庭教師先のお母さんに、

「このチケットは、1枚、いくらで買っているんですか?」

って聞いてみたんです。すると、

「1枚1500円よ」

と。そのとき、「えっ?!」と衝撃的な光が僕の体の中を走ったんです。

つまり、僕が2時間教えると、家庭教師斡旋センターは1000円儲かる!!!

そのカラクリを知った僕は瞬時に、こんな提案をしました。

「お母さん、このチケットの束がなくなったあとも僕を継続してくださるなら、チケットは買わないでください。僕が1時間1000円で教えに来ますから」

と言うと……、お母さんは「ニヤリ」と笑って、

「あなた、面白い子ね。いいわ、じゃああなたに1時間1500円払ってあげる」

って言ってくれたんです。

そのお母さんは、服屋さんを4軒も切り盛りしている経営者だったので、すかさずお金のカラクリを理解し、面白い提案をしてくると、僕を気に入ってくれたのです。