# バフェット

投資の神様バフェットが最も重視した「企業を見抜く4つの視点」

ブランドと仕入れ、そして…
大原 浩 プロフィール

バフェット流に付け足すとしたら

バフェット流のブランド力と仕入れ力に加えて、企業分析においてマーケティングとイノベーションも取り入れれば鬼に金棒である。

これはピーター・F・ドラッカーが、企業の最も重要な2つの要素として述べていることである。

マーケティングは、営業と同義語に使われることが多いが、本来は市場の消費者のニーズをくみ上げることを意味する。ドラッカーは、「企業の中にプロフィットセンターは無い。営業部もコストセンターである。企業に利益を与えるのは外部の顧客だけである」という名言を残している。

成功する企業は、プロフィットセンターである顧客の動向を的確に把握しているということである。

 

もちろん、ただニーズを把握するだけでは単なる御用聞きである。そのニーズに対して常に斬新な提案を行っていくのがイノベーションである。

バフェットの「ブランド力」と「仕入れ力」、それにドラッカーの「マ―ケティング」と「イノベーション」の4つの観点から、企業分析を行えば「本質的価値」が見えてくるはずである。

「本質的価値」=定価が明確になれば、株価や買収価格が割安なのか割高なのかはすぐにわかる。そうなればすでに成功したも同然だ。

この4つの点において優れた究極の会社に営業はいらない。顧客がわざわざその商品やサービスを見つけ出して買いにやってきてくれるというわけだ

このような企業が、投資先としても勤務先としても申し分が無いのは言うまでもあるまい。