photo by Getty Images
# バフェット

投資の神様バフェットが最も重視した「企業を見抜く4つの視点」

ブランドと仕入れ、そして…

あらゆることを試して企業投資に到達

投資の神様バフェットが、ビルゲイツと世界長者番付1位を争うほどの富豪になった原動力は企業(株式)への投資である。

しかし、バフェットが株式(企業)投資に凝り固まっていると思ったら大間違いである。

まずは、幼いころ(確か5歳くらいであったと思う)に祖父が経営している雑貨店からコーラを仕入れて商売を始めた。1ダースのコーラには1本のおまけがついているので、それを近所の友達にばら売りして、13本―12本=1本分の利益をせしめたのである。

 

また、ピンボールマシンを購入してゲームセンターにレンタルしたり、ゴルフ場に深夜忍び込んで池に落ちたボールを拾い、きれいに磨いてロストボールとして販売した。投資家では無く、起業家になっていたとしてもほぼ間違いなく成功しただろう。

さらに、ティーン・エイジャーの頃には競馬に没頭し「厩務員特選馬」なる予想紙を自ら発行していた。

投資家として活躍し始めてからも、銀への投資では歴史上最高額を購入した。しかし、市場が混乱したため途中でやめている。バフェットの総資産からすると大したことはなかったのだが。

自ら経営する投資会社バークシャー・ハサウェイの株主へのレポート(投資アドバイス等)、「バフェットからの手紙」に記載されている主要なものだけでも、農場(農場を経営する長男ハワードのアドバイス)、ニューヨーク大学そばのビル(友人の不動産ファンド運営者との共同投資)、ストックオプション(超長期)。さらには外国為替や現金代わりの国債などの債券にも投資している。ちなみに少年時代は郵便切手にも投資をしていた。

儲かると思えば、ありとあらゆるものに投資をするのが「バフェット流」なのだが、11歳からの75年以上の試行錯誤の結果、結局、最も効率の良い投資手法としてたどり着いたのが株式投資なのである。