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坂上忍さんが語る「俺のおカネ論」

カネで追い込まれる経験も大切だ
坂上 忍 プロフィール

休んでもオファーが来る自分なのか?

僕のなかで一番の贅沢は休みです。それを楽しめる機会は逃したくない。

僕らのような仕事で、もっとも金がかかるのは休みです。役者は生活の保障がない仕事なので、基本的にスケジュールを空けて、いつでも仕事を受けられる姿勢をキープすることが必要とされます。そんな大事なスケジュールに、金を生まず、金が出ていくだけの休みを組み込むというのは危険な賭けなんです。その間に仕事が入って、それが大きな仕事につながる可能性もあるわけですからね。

 

だから、恐怖心からか、年中無休のような感じで仕事をしている役者さんは相当数いるはずです。もちろん、40年以上も役者業をやらせてもらっていますから、僕にもそういうスタンスの時代がありました。

けれど、そのスタンスはあまり意味をなしません。

実際には仕事がないのに、完全オフにしていないということは、人間を根底から疲れさせるものです。僕の場合は子役時代があったので、とくにそういう思いに悩まされたのかもしれない。だから、仮に休んでいたことで本当に大きな仕事のチャンスを失ったとしても、それは休んだからではなく、自分がそれほどのタマではなかったと考えるべきかもしれないって思ったほうがよほどラクだと気づいたんです。

役者業でなくても、それは同じことじゃないかな。どうしてもその人がいないと成立しない仕事ならば、また必ずオファーが来るはずですからね。

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