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ある高級有料老人ホームに一緒に入居した夫婦が「大後悔」した理由

認知症の母の介護がむしろ激烈に…
太田 差惠子 プロフィール

「夫婦別々」が正解の場合もある

両親揃っての入居の際には、介護度の高い方の親のことばかり考えるのではなく、介護度が低いほうの親(元気なほうの親)にとって、そこは馴染めそうな場かどうかよく検討することが大切です。体験入居できるところなら、積極的に利用したほうがいいでしょう。 

懸念がある場合は、両親揃っての入居ではなく、介護度の高いほうの親だけ入居してもらうことを考えましょう。ケイコさんの両親の場合も、母親だけ入居し、父親は在宅を続けたほうが良かったのかもしれません。

 

ホームによっては、介護の必要度合いによってフロアを変えるなど居住空間を分けているところもあります。ケイコさんの両親の場合も、両親の居室を分けることを含め、より良い策がないか施設側と相談してみることをお勧めしました。

あるいは、両親が自宅をそのまま残しているのであれば、父親だけ退去、もしくは、寛ぎたいときには父親だけ自宅に戻る、という方法も考えられます(ただし、父親が居たり、居なかったすると、母親が混乱する可能性も)。

いずれにしろ、両親の居住空間を分けるとなれば、別途の費用がかかることになるでしょう。資金計画の練り直しが必要となることもお忘れにならないようにしてください。

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