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一般人は知らない!お金持ちが銀行で買っている「スゴイ商品」の中身

働かずに生活できるほどの利回り
花輪 陽子 プロフィール

もちろんリスクもある。ただ、「対策方法」もある

ここで素朴な疑問が沸いている人もいるのではないでしょうか。これほどの高いリターンが得られるのならば、同じようにリスクも大きくならないのか、と。

確かにそれはその通りで、なにより最大のリスクはファンドの基準価格の変動でしょう。例えば、基準価格が5%変動したら、3倍の15%変動することになるので、利回りの分が吹き飛んでしまいます

しかも、金融機関によっては担保の25%以上の損失が出た場合にはマージンコールがかかり、3日以内など決められた期日内に現金などの担保を追加で差し入れなければなりません。担保の50%以上の損失が出たら強制売却になる場合もあります。

また、ローンをすることになるので金利の上昇もリスクになります。

〔photo〕iStock

そのため、まずなにより大事なのはギリギリの資産ではなく、予備に投資額の20%程度を入れておき、分配金もその口座に貯めていくなど余裕を持って投資をすることです。

ファンドではなくて、外債を利用して運用をする方法もあります。国債や社債は20万USD以上などまとまった単位で購入をすれば、良い条件で売買をすることが可能になります。債券を4銘柄組み合わせることによって債券のポートフォリオを自分で作ることができます。レバレッジをかけることによって、より多くの種類の債券のポートフォリオを持つことも可能になります。

 

日本人のお金持ちの多くも、外債を求めてシンガポールで運用をしている人が多いようです。日本で外債を買おうと思うと、大手証券会社を利用する場合でも在庫は限られますし、手数料が高くなりがちです。その点、シンガポールでは新発債も含めて外債のラインナップが多く、プライベートバンクでは低い手数料で取引をすることが可能なのです。

中華系の投資家はレバレッジをかけて年利10%以上のリターンを狙う人も多いようです。「お金はさみしがり屋」という表現を多くの投資家が言います。統計的に見てもシンガポールにはお金持ちが多いですが、一定以上の元本を集めると資産運用のやり方が代わり、コストも安くなり、加速度的に資産を増やしていくことが可能になるのです。

庶民がお金持ちにのし上がるには懸命に収入を上げる努力をし、倹約をして「種銭」を作ってしまうことだと私は思います。そして、プレミアサービスから始めて、外債や分配金が多い投資信託などにレバレッジをかけてお金を増やしていくのは一つだと思います。

※注意事項
外貨建債券には、「価格変動」のリスクに加え、「為替変動」のリスクがあります。購入単価が100を超えている場合、償還時に償還差損が発生します。
日本に居住している場合、税金の申告は各自が行う必要があります。金融機関での要件や制度などは変わる可能性があります。1USドル=110円として計算 1シンガポールドル=80円として計算