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KDDIの株価が乱高下…! 楽天との提携が「失敗に終わる」可能性

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マネー現代編集部 プロフィール

KDDIは手を組んだ楽天に「顧客を奪われる」可能性

そんな最中、さらに市場関係者を戸惑わせる事態が勃発した。

11月1日に開催されたKDDIの記者会見で、KDDIが楽天と「業務提携」することが電撃発表されたのである。

KDDIの高橋社長〔photo〕gettyimages

言うまでもなく楽天といえば、ドコモ、KDDI、ソフトバンクに次いで携帯事業に参入することを発表している会社。

それだけにKDDIからすればライバルと手を結ぶ決断を示したかたちであり、今回の提携発表についてはその「真意」をめぐってさっそく疑心暗鬼が広がっている。

「提携の具体的な内容を見ると、KDDIは楽天が携帯電話事業に参入するにあたって通信ネットワークを提供することになっている。一方、楽天がKDDIに提供するのは、『楽天ペイ』などの決済プラットフォームや楽天が構築している物流ネットワークということになっている。

KDDIからすれば、これから携帯料金値下げの圧力が弱まることがないことを考えると、通信事業一本足では経営の失速は目に見えている。そこで通信以外のサービスを拡大させることが至上命題であり、その『一手』として楽天との提携に踏み切ったのだろうが、現時点での発表内容ではその効果は不透明と言わざるを得ない」(前出・アナリスト)

 

KDDIの高橋社長は今回の提携について「バーター」として双方にメリットがあることを強調するが、一方でKDDIが楽天に手を貸すほどに既存のKDDI顧客が楽天に奪われるリスクも指摘され始めている。KDDIの株価が乱高下しているのもまた、市場がこの提携戦略に対して戸惑いを隠せないでいることの裏返しだろう。

では、KDDIの株価はここからどうなるのか。楽天との提携戦略で「明るい未来」を示すことはできるのか。

ズバリ、的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が弾き出したKDDIの「株価予報」の結果は以下の通りである。

前出・藤本氏が言う。

「KDDIと楽天との業務提携は、楽天側のメリットは大きいが、KDDI側のメリットは不透明。KDDIは物販、金融などの非通信分野を拡充中ですが、その分野でもライバルがたくさんいる中でどこまで成果が出せるか。KDDIの株価はしばらく上値の重い展開が続きそうです」