11月11日 ティコ・ブラーエが超新星を発見(1572年)

科学 今日はこんな日

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1572年のこの日、デンマークの天文学者・占星術師ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe、1546-1601年)が、カシオペヤ座に突然現われた「新星」を発見しました。

【写真】ティコ・ブラーエの肖像
  ティコ・ブラーエ photo by gettyimages

この星は金星よりも明るく輝いていたと記録されており、いわゆる超新星爆発を起こしていたものと考えられています。なお、ティコが詳細な観測記録を残したことから「ティコの星」と呼ばれていますが、11月6日ごろから他の数名の天文学者もこの星には気づいていたそうです。

当時、天空の星空は未来永劫不変であると考えられていたため、この新しい星の登場は大きな驚きをもって迎えられました。1574年3月にこの星は肉眼では見えなくなりましたが、1960年代に大型の望遠鏡によって、超新星爆発の残骸が確認されています。

【写真】最新の望遠鏡での「ティコの星」
  最新の望遠鏡でとらえられた「ティコの星」の姿(写真:NASA/CXC/Rutgers/J.Warren & J.Hughes et al.)